おでんさん.blog

日々の暮らしの中で考えていることや、私自身の経験から感じたことを徒然と綴ります……〆(・ω・o)

オザケンと私と、時々フリッパーズ・ギターと

こんにちは。でんこです。

 

 

今は諸事情で運転は出来ないけど、自分で運転していた頃のBGMは

 

専らオザケンでした。

 

約10年。車の中ではオザケン一筋でした。

 

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今から20年ほど前は、私もオザケンにどハマりしていました。

 

きっかけは、友達。友達が、オザケンオザケンってよく話していたんです。。

 

当初は私も、ふ~ん(*´з`)~♪.**♬

 

って感じだったんですけど、

この頃のオザケンって、テレビによく出演していたんです。だから、嫌でも見る機会が多かったものです。

 

 

実は、私がオザケンを知ったのは

 

この時から5、6年前に遡ります。

 

 

当時、中二だった私。

 

たまたま見始めたドラマに、何とも言えない衝撃が走りました。

 

 

予備校ブギ 1話 - YouTube

 

 

 

う~ん。。

 

 

肝心な部分の聞こえが悪いので、こちらのMVを

 

 

YOUNG, ALIVE, IN LOVE - 恋とマシンガン -(M.V.) / FLIPPER'S GUITAR - YouTube

 

 

正直、この頃の私はまだまだ音楽というものに疎かったのです。

 

このドラマのオープニングを聴いた私は、今まで味わったことの無い電流が流れたような衝撃が走りました。

 

 

何とも言えないけど、オシャレでカッコイイ

都会の空気をフリッパーズ・ギターのこの曲で感じました。

 

 

と、同時に、都会に対する憧れが芽生えたキッカケにもなりました。。

 

 

今のように、インターネットもなく

情報も簡単には入らなかった時代、私のフリッパーズ・ギターはこの曲で終わっていました。

 

 

あの曲の強烈なインパクト。あの曲の圧倒的な都会感。

 

私の中で、強烈な何かが落ちたのは分かっていながらも

 

このドラマの終了とともに、フリッパーズ・ギターからフェイドアウトしていきました。

 

心の何処かに、『恋のマシンガン』は残ったままだったんですね…

 

 

19、20歳の頃、友達がオザケンの話をするのを聞くのが楽しくて仕方ありませんでした。

 

この頃は、よくテレビに出ていたしね~

 

めちゃくちゃキラキラしていて、見た目も王子で、

東大卒のおぼっちゃまで頭も良くて

彼女(ここでは誰かは伏せますが有名な話)の事を仔猫ちゃん♡と言うし

 

でも、全く嫌味に感じませんでした。

 

逆に、それが良かった。

 

 

手を精一杯伸ばしても、絶対に手が届かない感じがたまりませんでした。

 

 

 

オザケンというキャラも好きだったけど、

 

小沢健二の描く世界(曲)も好きでした。

 

 

私の好きな曲、BEST5を勝手に紹介します。

 

 

カローラIIにのって 小沢健二 (詳細に歌詞有り) - YouTube

 

オザケンが作詞作曲した曲ではないのですが、、

この曲が第5位

 

大阪から地元に戻った時に、免許持ってなくて仕事が休みの時を利用して教習所に通うようになったんです。

汽車(電車ではない)の本数が少なくて、家が同じ方向の同僚に送って貰っていました。

この時の同僚の車がカローラⅡ。色々と話しながら、頭の中ではこの曲が脳内再生されていました。

 

 

小沢健二 featuring スチャダラパー - 今夜はブギー・バック(nice vocal) - YouTube

 

 

第4位は、多くのミュージシャンがカバーされているこちらの曲。

 

始めは正直、あまり好きと思えなかったんです。

この曲の良さが分からず、アルバムでも飛ばすほどでした。シングルだったのにね…

オザケンが活動を休止している時に、何気なくこの曲を聴いてみたんです。

 

どう言ったらいいか分からないけど。。

 

この曲、めっちゃええやん!!(語弊力)

 

年月を経て好きになった曲ということで、ランクイン!

 

 

小沢健二 - 痛快ウキウキ通り - YouTube

 

第3位は、これぞオザケン!なこの曲。

 

聴いているだけで、なんだかウキウキします。

 

喜びを他の誰かと分かりあう!
それだけがこの世の中を熱くする!

 

中でも、この部分が特に好きな歌詞。

 

当時は、冒頭のPRADAとかに意識がいっていて

 

PRADAなんか買えるか~いゞ( ̄∇ ̄;)』

 

なんて、心の中で突っ込んでみたりしていたけど

 

喜びを他の誰かと分かりあう!
それだけがこの世の中を熱くする!

 

嬉しいことや楽しいことをシェアしたりシェアされたりすることで、Happyな気持ちが満たされていくよな~

 

ということを、しみじみ思うのです。

 

 

小沢健二 - さよならなんて云えないよ - YouTube

 

第2位は、こちら

 

左へカーブを曲がると 光る海が見えてくる
僕は思う! この瞬間は続くと! いつまでも

 

タモリさんも、この歌詞が好きなようにおっしゃっていましたね。

 

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このカーブは右だけど、好きな眺めです。

 

 

別れの曲ではあるけど、どこか前向きでポジティブな曲。人生の分岐点に立ったときに、どちらの道に進んでも別れはある。その先には新しい出会いもある。

 

そんな局面に立った時に、そっと背中を押してくれる曲のように感じます。

 

 

小沢健二 - ぼくらが旅に出る理由(Single Edit) - YouTube

 

 

オザケンの好きな曲でBEST5を考えた時に、

迷わなかった第1位はこれ!でした。

 

私の中では、文句なしの1位です。

 

心がわりは何かのせい?あんまり乗り気じゃなかったのに
東京タワーから続いてく道 君は完全にはしゃいでるのさ

人気のない秋の渚 ぼくらだけにひらける空
「元気でいて」とギュッと抱きしめて 空港へ先を急ぐのさ

 

遠くまで旅する恋人に あふれる幸せを祈るよ
ぼくらの住むこの世界では太陽がいつものぼり
喜びと悲しみが時に訪ねる

 

遠くから届く宇宙の光 街中でつづいてく暮らし
ぼくらの住むこの世界では旅に出る理由があり
誰もみな手をふってはしばし別れる

 

そして君は摩天楼で 僕にあてハガキを書いた
「こんなに遠く離れていると 愛はまた深まってくの」と

それで僕は腕をふるって 君にあて返事を書いた
とても素敵な長い手紙さ[なにを書いたかはナイショなのさ]

 

遠くまで旅する恋人に あふれる幸せを祈るよ
ぼくらの住むこの世界では太陽がいつものぼり
喜びと悲しみが時に訪ねる

 

遠くから届く宇宙の光 街中でつづいてく暮らし
ぼくらの住むこの世界では旅に出る理由があり
誰もみな手をふってはしばし別れる

 

そして毎日はつづいてく 丘を越え僕たちは歩く
美しい星におとずれた夕暮れ時の瞬間
せつなくてせつなくて胸が痛むほど

 

遠くまで旅する人たちに あふれる幸せを祈るよ
ぼくらの住むこの世界では旅に出る理由があり
誰もみな手をふってはしばし別れる

 

 

曲調はポップで明るいこの曲なんだけど

歌詞をじっくり読んでいると『死』を歌っているのではないだろうか…

 

そんな事をふと思ふ。。

 

 

東京タワーから続いてく道…

 

 

ぼくらの住むこの世界では太陽がいつものぼり…

 

 

君は摩天楼で僕にあてハガキをかいた…

 

 

再会ありきの別れで、『しばし』別れる、って言うだろうか

 

 

初めて聴いた時から感じた違和感。

 

 

 

 

そう考えると、小沢健二のトリックにかかったかのような、そんな不思議な感覚を覚える曲です。

 

 

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

 

オザケンはしばらくの間、活動休止期間に入りました。

 

もしかしたら、オザケンはもう私達の前に表れないのではないだろうか。

 

本当の意味で王子になり、伝説になってしまったかのようなオザケン

 

笑っていいとも!』が終わりを迎えようとしている時、オザケンがゲストに登場しました。

 

【HD高画質】 小沢健二 「笑っていいとも タモリ × オザケン」 2014年3月20日 - YouTube

 

 

この時、16年ぶりのテレビという事で、見ている側だった私も緊張して正座して見ていました。

 

 

年齢を重ねて大人になったオザケンを見るのは、感慨深いものがありました。

 

あの弾き語りは本当に贅沢だよ。。

 

 

その後、オザケンは完全に復活しました。

 

聴くところによると、オザケンの復活に歓喜しているのは私達の世代だけらしく、20代の人にはオザケンのよさが分からないらしい。

 

それでも、ええやん!って思う。

 

私がハタチ位の時も、○○さんが何年ぶりにテレビ出演を果たします!!みたいなことはあった。

 

それに対して、え?って思っている私がいました。

 

たぶん、オザケンもそんな対象なんだと思う。

 

 

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私にとっても、オザケンはこの時のイメージが強く残っている。

 

 

私も戸惑いがないと言えば嘘になる訳で…

 

以前よりもオザケンを聴く頻度は減りました。

 

ゴメンなさい(*・ω・)*_ _)

 

 

でもね、オザケンが元気に楽しく音楽をしてくれているだけで嬉しいと思っている私もいます。

 

そりゃね、20代の時のようにいきませんからね。

 

 

これからも、小沢健二は細く長く聴き続けて行くことでしょう。

 

今となっては、この曲を通して、彼は一体何を伝えたいのかを紐解いていくのも楽しいです。

メロディもだけど、詩が文学的。

王子キャラが先行していたイメージだけど、実は、文才な小沢健二

当時は、歌詞カードを見ないで耳だけで聴いていたオザケン

彼の魅力はその言葉選びにあるのではなかろうか、と改めて思うのです。

 

 

それはまた、星野源さんにも共通しているように思えるんです。

 

 

オザケンは50歳になった。

 

私も40代になっている。

 

平成の初期に、フリッパーズ・ギターを知り

同時に小沢健二というミュージシャンの存在を知る。

 

そして、平成も終わろうかとしている時に

 

小沢健二が帰ってきた。

 

私の平成は、小沢健二と共にあったと言えば少しオーバーかもしれない。

 

 

活動休止をしていたオザケンは、色んな経験をしていい年齢の重ね方をされているなぁ…

 

と、思うと同時に

 

私はどうなのか?と思う。

 

私も色んな経験を重ねてきたけど、オザケンのように年齢を重ねてこれたのだろうか。

 

 

もはや、小沢健二さんも

 

好きとか嫌いでは語ることの出来ない存在です。

 

一言では言い表す事ができない。

 

軽々しく、オザケンのファンです~!!!と言うのも少し違う気がします。。

 

 

結局、小沢健二ってなんだろうなぁ。。

 

私にとって、なんだろう

 

たぶん、答えは見つからないだろうけど、それが彼の魅力なのかもしれないなぁ…と思うのです。

 

 

 

 

ここまでブログを読んで下さいまして、本当にありがとうございました。

 

 

see you next blog……

 

 

 

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